前回までのあらすじ
THE SALONでのあの鮮烈な20分から数日後。
デート成立だったのだが、翌日仕事があるという事でそのまま解散した。
通常は、THE SALONを退店した後はどこかカフェや食事をするんだが、仕事を大事にしているまどかさんに合わせて、私も帰路に就いた。
勿論LINEを交換したうえでである。
私の指先は、スマホの画面を何度もなぞっていた。
スタッフを通じて成立したマッチング。コンシェルジュからは「まどか様も大変乗り気でいらっしゃいます」という、出来過ぎた回答。 だが、油断は禁物だ。
相手は数千人のエグゼクティブを相手にしてきた空のプロフェッショナルである。
私は、別日で会う調整をして、彼女を迎え撃つための舞台として、銀座の路地裏に佇む「無難だが一流」な和食屋を選んだ。
「日常」への招待状

THE SALONという舞台装置は、あまりにも完成されすぎている。 だからこそ、最初のデートではその「非日常」を少しだけ崩す必要があると私は考えている。 ガチガチのフランス料理で背筋を伸ばすのは、彼女の仕事場と同じだ。私はあえて、季節の食材を丁寧に、そして静かに提供してくれる和食の個室を予約した。
待ち合わせ場所に現れた彼女は、前回の黒のワンピースとは打って変わり、ベージュの柔らかなニットにロングスカートという、少しだけプライベートを感じさせる装いだった。
まどか「●●さん、今日を本当に楽しみにしていました」
その笑顔に、THE SALONのスタッフに向けられるような「公の微笑み」はもうなかった。
堅苦しさを脱ぎ捨てる「引き算」の会話
席に着き、まずはシャンパンで乾杯。 普通ならここで「仕事はどうですか?」「フランスはどうでしたか?」と、スペックをなぞる会話をしてしまう。だが、私はあえてそれをしなかった。
シ「まどかさん、今日はCAのまどかさんじゃなくて、一人の女性として美味しいものを食べよう。敬語も、お互い少しずつ崩していかない?」
彼女は少し驚いたように目を見開き、そして、フッと肩の力を抜いた。
ま「……嬉しいです。いつも機内では、一ミリの隙も許されない世界ですし。そういっていただけるとありがたいです」
ここから、会話は一気に加速した。 お互いの生い立ち、学生時代の失敗談、最近笑った些細な出来事。 THE SALONの厳格な入会審査を通った者同士だからこそ、スペックの確認という無駄なプロセスを飛ばし、最初から「魂の相性」を確かめ合うことができる。
彼女の笑い方は、とても可愛らしかった。 上品な口元を隠しながらも、目尻を下げて心から笑う。 その姿を見て、私は確信した。彼女は「選ばれしCA」である前に、一人の、愛されたいと願う女性なのだ。
なぜ、彼女は「私」を選んだのか
酒が進み、土鍋ご飯が運ばれてくる頃、私は一番気になっていたことを聞いた。
シ「まどかさん、THE SALONには私より経済力のある男性も、若くてハンサムな男性もいるはずだ。どうして、その中から私を選んだの?」
彼女は箸を置き、真っ直ぐに私を見た。
「●●さん、私のこと『トロフィー』として見ていないからです」
彼女の言葉は、静かだが重かった。
THE SALONに登録されている多くの男性は、女性が持っている肩書きや、写真のないドキドキ感というゲームを楽しんでいる。
しかし、あの20分の間で、私がまどかさんの『孤独』に気づいてくれたという。
彼女は続けた。 世界中を飛び回り、最高級のホテルに泊まり、何千人もの乗客に笑顔を振りまく。 しかし、そのフライトが終われば、異国のホテルの部屋で一人、誰とも繋がれない虚無感に襲われるというのだ。
「私は、肩書きを剥ぎ取った私自身を、面白がってくれる人をずっと探していました。話していると、自分がCAであることを忘れてしまうくらいです。それが、何よりの贅沢で」
交渉の美学:LINEに託す信頼
宴も終盤。
もっともデリケートな、そして避けては通れない「お手当」の話だ。
THE SALONという最高級の場所であっても、大人の関係である以上、ここを曖昧にするのは二流だ。 しかし、この美しい余韻の中で、具体的な数字を口に出すのは無粋の極み。
シ「まどかさん、これからのことだけど。……具体的なサポートの内容については、後でLINEでゆっくり相談させてほしい。個人的に直接交渉するのが大変苦手なんで」
彼女は深く頷いた。
「ありがとうございます。……私も、その方が嬉しいです。私のことを大切に考えてくださると信じてます」
この「後でLINEで」という提案は、実は高度な信頼関係の上に成り立つ。
目の前で交渉しないことで、彼女を「商品」ではなく「一人の女性」として扱う。そして、その信頼に応えるだけの誠実さを、後で文章で示す。 これが、THE SALONの女性を口説き落とすための、私なりの「礼儀」だ。
というのも一つの理由だが、あの交渉した際の目の奥にある「¥」マークが怖くて見たくないのもある。
お手当金額と、THE SALONからの卒業
店を出て、夜の銀座を少しだけ歩いた。 彼女は私の腕に、遠慮がちに、でもしっかりと体重を預けてきた。
「私……実は決めていることがあるんです」
「ん?」
「私、もうTHE SALONを退会しようと思っています。もう、他の誰にも会う必要がないかなって」
それは、出会ってからまだ二回目の対面での言葉だった。
というのも、話してはいないが、こういう状況の場合、たくさんのパパがいるだろう。と推測している。あなただけという言葉を遣えば、特別感は増すことができる。
何人ものデートをしてきた自分だからわかる。この時に話していることは
「嘘」
であることも。
しかし、まどかさんはTHE SALONという最高峰のステージを降りたという。
ここで本当に辞めたのか?っていう質問が来るかもしれないが、辞めるっていっといて辞めてない場合もたくさんあるので信じてない。
多分、やめていたとしても、十分すぎるくらいのパパが出来たのだろう。
そして、私との新しい物語の始まると思っているが(予想では5人位パパいるような気がする)
LINEで送った私の提案(サポートの内容)に、彼女は「過ぎた幸せです」と、涙の絵文字と共に返信をくれた。
その数字は、都度10本の指の数だった。(お互い月1回~2回くらいしか会えないので)
これは多いというわけでもないのか?少ないのか?
それは対価によるものだ。人それぞれである。ユニバース倶楽部のスタンダードクラスの女性でも10本を要求する輩もいるらしい
今、彼女は私の隣で、かつての「CAの顔」を捨て、最高にリラックスした一人の女性として笑っている。
THE SALON。
そこは、最高の女性と出会う場所ではない。 最高の女性から、すべての仮面を脱がせ、「真の自分」を取り戻させてあげる場所なのだ。
最終話へ続く
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